1994年5月21日発売
志ん生落語集 2志ん生落語集 2
五代目古今亭志ん生の芸をこよなく愛するファンは、いまも少なくない。彼の落語が、若い世代にも支持されていることは驚くべきこどだ。ここでは希少な(2)、桂枝雀もよく取り上げている(3)など4つの噺を収録。江戸の粋を伝え残す噺に改めて敬服。
志ん生落語集 3志ん生落語集 3
「宿屋の仇討ち」として知られる(1)、自在な話の逸脱ぶりがおかしい(2)、実在した料理屋を舞台にした珍しい演目(3)を収録。枕は比較的短め、さっぱりとした話ぶり。ちょとした言葉のニュアンスが笑いを生む志ん生ならではの“マジック”は楽しい。
志ん生落語集 9志ん生落語集 9
秘蔵のお宝になること請け合い。3食抜いてでも買うべし。急きょ演題を変えて登場した艶笑落語は、「放送なんかではやれない」と自らが言う危ない噺。エッチな内容を生き生きと、しかも芸域に昇華させた志ん生は、やはり不世出の噺家なのだと痛感。