1994年7月発売
もう20年も前の録音で、録音場所が青山タワーホールというのも懐かしい。内容はとても素晴らしく、本当にピアノを学ぶ子供達のために弾いているのだなあと思う。教育目的でありながら無味乾燥にならず、愛情に満ちているのだ。CD化を喜びたい。
最近脚光をあびている無言歌集。ここに収められているのは6曲ばかりだがそれ以外の(5)やシューベルト((1)〜(4))の柔らかさに注目したい。技術的には粗いところもあるが、たっぷりと感情移入しつつ自分の世界を描きだしている。1974年の録音。
明快に歯切れ良く演奏された気持ちのよいバッハ。宮沢明子の持つロマンティシズムがたっぷり注がれながらもそれに流されることなくメリハリをきかせ節度を保っている。非常にダイナミックな彼女らしいバッハだ。これがたった1000円というのはびっくり。
先頃リイシューされたシュガーベイブのギタリスト、村松邦男のファースト・ソロの廉価再発。(2)に代表される、地上から数センチという感じの、微妙な浮遊感のあるポップスに、彼のオリジナリティが発揮されている。シュガーベイブが気に入った人なら。
シュガー・ベイブのメンバーだったギタリスト村松邦男のセカンド・アルバム。ベイビー・フェイス村松のヴォーカルは、いつまでもポップス少年といった趣がある。やはり'60sフレーバーを強調したポップスが似合っている。
いつまでもポップス少年のままでいるギタリスト・村松邦男のソロ3作目がこれ。サウンド・メイクに村松の志向するポップス・イメージが良く出ている。1曲目でトッド・ラングレンの曲をカバーしている。ここまでの村松のアルバムの中で、最も彼らしい作品だった。
(2)はジャズ・ファンならずとも聴いたことのある名曲。駄作も多い彼女だが、これは勿論大ジョーブ。ブラウニーのペットにクインシーのアレンジ、いうことなし。
日本と韓国を代表する2人の、初のジョイント企画。(1)(7)(8)(12)のヒット曲をはじめとする、それぞれの曲を前半と後半に分けて収録。2人の生まれ育った国は違えど、歌にこめられた想いや情緒は近いものがある。チョー・ヨンピルの(14)は谷村新司の作。
ファンキー・ブームでこの“ファンキー・パパ”が再脚光を浴びている。サックスだけではなく、余興? いやマジにそこそこやれるヴォーカル、キーボード、トランペットも披露。ウン、イカしたオヤジだ。何やってもファンキー臭さがありゃOKだよ、こん人。