1995年12月発売
evergreenevergreen
ミスチルのプロデューサーとして絶大な力を発揮した小林武史が自ら前面に出ることを宣言したマイラヴァの1st。エヴァーグリーン=常緑樹と呼ぶにふさわしい、永遠に輝き続けるマイラヴァ流ポップス。次作では藤井謙二(g)の詩作面でのさらなる活躍を期待したい。
CrescendoCrescendo
若い女性の恋愛観をテーマに作られている。明るく、ノリのいい曲が多く、6曲を彼女自身が作詞しており、そのうち1曲は作曲も手掛けている。気軽に聴ける1枚、といったところだろうか。ところで、ここに描かれているものは彼女自身の恋愛観なのかな?
林伊佐緒大全集林伊佐緒大全集
昨秋に急逝した林伊佐緒の6枚組大全集。歌手として5枚、作曲家として1枚で構成されている。昭和11年のキング専属第1作の[1]-(1)から翌12年の出世作[1]-(7)、昭和歌謡史に残る傑作[6]-(16)(春日八郎)などなど、文字通り昭和の流行歌の牽引者の足跡がうかがえる。コブシを使わない歌唱法でありながら、叙情的な雰囲気を醸し出すところに最大の特徴があり、品格ある歌声が懐かしい。