1995年2月25日発売
デーモン・ナイトデーモン・ナイト
同名のホラー映画に使用された10曲を収録。メタル系を中心に、個性的なバンドが集まった。未発表曲が多いのもうれしい(特にメガデスの(4)は出来がいい)。本アルバムでは異色になる“ホラー・コア”の(10)も印象的。ホラーとロックの新たな関係を感じさせる。
ライヴ・アズ・イット・ゲッツライヴ・アズ・イット・ゲッツ
93年12月、LAで収録されたライヴ。前半は新曲の(2)を含め、最近の曲中心。後半4曲は70年前後、CS&Nなどで活躍した最盛期の作品だ。(7)ではブラック・クロウズのクリス・ロビンソンとデュエットし、(8)では各奏者のソロを交えた熱い演奏を聴かせる。
オクトパスオクトパス
エッ、まだやってたの? と驚いて聴いてみたら、全然変わってないのにさらに驚く。80年代テクノ・ポップ・チーム。ディスコっぽいメロディの覚えやすさとウルサすぎない音の構成が身上だが、さすがにビート感覚だけはやや今風にチェンジしている。
ナイト・ピープルナイト・ピープル
70年代半ばの関西ブルース・ブームの中心的存在だったウェスト・ロード・ブルーズ・バンドのヴォーカリスト・永井ホトケ隆初のソロ・アルバム。大黒摩季がコーラスで、近藤房之助がギターで参加しているが、やはり盟友・山岸潤史と共演した(1)につきる。