1995年2月25日発売
バッハ:インヴェンションとシンフォニアバッハ:インヴェンションとシンフォニア
2声、3声という極めて単純な構成の曲だが、よくマアこんなに多彩な音楽を作るものだと感心する曲集だ。単なる練習曲の範囲にとどまらない。それをウェーバージンケは、実にていねいに弾いている。ピアノの響きを大切にした奏法は見事だ。
ライヴ〜ロックNロール・エクスプロージョン・イン・日比谷ライヴ〜ロックNロール・エクスプロージョン・イン・日比谷
1995年に結成20周年を迎えたクールスの「野音に帰ってきた」ライヴ2枚組。初期の曲から最新作まで、全23曲2時間弱のロックンロール・ショウが堪能できる。エーちゃんもいいけど、ジェームスも図抜けたロックンロール・メロディメーカーであることを再確認。
ワールド・ゴーン・クレイジーワールド・ゴーン・クレイジー
NY州ロング・アイランド出身のスケアクロウ、3年ぶりの2作。デビュー作で見せたメロディックなハード・ロックという80年代LAメタル的なバンドの方向性に大きな変化はないが、音のエッジやギダーのリフなどに今日的なテイストが加わった意欲作。
カヴァーズカヴァーズ
古巣のレーベル、アトランティックに移籍後初の作品。50年代、60年代のポップとR&Bのフル・カヴァー作品になっている。12曲中10曲で豪華ゲストを迎えているのもポイント。誰とやってもマントラ・サウンドにうまく取り込んでしまうセンスはさすがだ。