音楽むすび | 1995年5月25日発売

6月中旬から7月に掛けて、割と長い日本ツアーを行なうスキッド・ロウのニュー・シングル。未発表のデモ・ヴァージョン(3)が収録されているのが、ファンにとっては嬉しいでしょうね。元気でやかましいのは、ショーだけにしておいてね。メンバーの皆様。

スウェーデンで結成されたラップ・メタル・バンドの2nd。エッジをタップリ効かせたギターと自己主張の強いリズム隊。それにラップが絡んだ音はこの手のバンドの常套手段。ただ、彼らはエレクトロニックを駆使、エモーショナルな中に人工的な世界を築いた。

セルフ・プロデュースによる『イレヴン・カインズ・オブ・ロンリネス』以来2年ぶりの5作目。今回はトーマス・ニューマンとのコラボレーションが功を奏し、時に静寂と対峙し、時に自己を突き放してみせるといった、タニタの新たな側面が表出されている。

87年にビデオのみでリリースされたという同タイトルの映画のサントラ。それがなぜ今頃、それもライノ・レーベルから発表されるのかは不明だが、音の方はシコーン・ユース名義のアルバムのようにインスト中心。まぁ、ノヴェルティ作品ってことで。

セミの声で始まる高中正義のニュー・アルバムは、もろに夏向きのサウンド。アルバム・ジャケットから、高中の涼しいギター・サウンド……と全てが夏。これはクーラーのきいた部屋で、ミュージック・インテリアとして流しておきたいアルバムですな。