音楽むすび | 1995年7月26日発売

これはやはり凄い。エルトンの音楽はこのダブル・アルバムで完成したと言える。初期の未完成の魅力も捨て難いけど、このアルバムにはかなわない。これぞエルトン・ミュージック。特にタイトル・ナンバーの(4)はまさに名曲。'73年発表の最高傑作。必聴。

83年に香港ポリグラムで製作されたもので、カラオケ・ファンおなじみのテレサとはまるで異なる、彼女の“本領”が発揮された作品だ。中国の古典詩を現代のメロディーに乗せた意欲作。テレサ・テンという歌手が日本では実にゆがんだ評価をされているとわかる。

いまや日本枠を超えた歌手として、広くその実力を認めさせたおおたかの原点的なアルバム。TV-CFからみは、話題を呼んだ(1)、コミックスのイメージ曲(2)、ゲームソフトのイメージ曲(3)、NHKスペシャルの(4)などが、彼女の懐の深さをよく表わしている。

UKクラブ・シーンに登場し、日本でも熱く注目されるダンス・ミュージックの新しい流行“ジャングル”。そのジャングルの本場ロンドンの2組のプロジェクト、ダーカーズとディーファインリミテッドがクリエイトしたサウンドをコンピレートしたアルバム。

本人自らのリミックスによる(1)と、アメリカのミキサー、E-SMOOVEのリミックスによる(2)の2曲に、それぞれのカラオケを収録したマキシ・シングル。自分でやってしまうなんざ、かなりの熱の入れよう。(1)はレゲエっぽくて、とっぽい味わい。

かねてよりマニアックなポップ・センスに定評のあったハイポジ。本作は、7月に出たシングル「身体と歌だけの関係」のリミックス・ヴァージョンを3パターン(＋エディット1曲)収録したミニ・アルバム。ディープで官能的なクラブ・サウンドが堪能できる。