音楽むすび | 1995年8月発売

マイペースに活動するグランジ3人娘のメジャー2作目。前作でのキャッチーさは薄れ、よりダークで重い曲調になったのが大きな変化だろうが、逆に言えばインディーズ時代のスタンスに立ちかえったとも言えそう。シスター・スレッジのカヴァー(14)がいい。

オリジナル・メンバーによる95年のアルバム。マドンナのレーベルから出たのは驚きだが、基本的には今までの集大成(ハードコア〜レゲエ〜ハード・ロック〜ファンク)ながら、よく聴くと洗練された趣もある。元カーズのリック・オケイセックによる制作。

生きていれば今年60歳のエルヴィスのエッセンスを集めたCD。R&Rのキングの歴史を知るには最適と言える。若々しさがいっぱいの時代から歌の巧さでジックリ聴かせた晩年まで、これ1枚でOKみたいなお徳用盤だが、中身の濃さも保証しておきたい。