1995年8月発売
Fiddling in My NestFiddling in My Nest
アルバムのタイトルどおりに、今回はヴァイオリンというよりも、フィドルといった方が似つかわしい作り。しいていえば、クラシックよりもジャズ寄りのアプローチで、小粋で陽気。彼の気取らないキャラクターも、多分に発揮されているように思う。
サウンドサウンド
期待のギター・ポップ・バンド、エレクトリック・グラス・バルーンの2nd。インテリジェンスを感じさせる声質で非常に文学的な詞を歌う彼らは、それでも全然頭でっかちではない。自由な空気にあふれ、弾けた感覚が満ちているこのアルバムは傑作だ。
ソナタアルバム1 ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンソナタアルバム1 ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン
ソナタ・アルバムはピアノを習っている人ならたぶん一度は弾いたことのある、日本ではとてもポピュラーな教科書。今思えば、これらの曲は大御所ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンだったのですね。流れるようなこの演奏を聴いて名曲であったことを認識。
落語名人会13 志ん朝5〜お直し〜落語名人会13 志ん朝5〜お直し〜
志ん朝の「お直し」としては、初めて発売される録音は、80年4月12日千石・三百人劇場で収録されたものだ。52分36秒、たっぷりと語られる江戸の廓ばなしは、マニアはもちろん初めて落語を聞く人をも惹き付ける。榎本滋民氏の詳細な解説も嬉しい。