1996年4月5日発売
声優・冬馬由美の“日本”をテーマとしたアルバム。すべての作詞を彼女自身が手掛けている。サウンドも日本的な味付けがタップリとされている。さらに、ジャケットやブックレットにも彼女のこだわりが表われており、まさに“冬馬テイスト”に満ちあふれた1枚だ。
当初LP3枚に分散していたグリフィンのモンマルトル・ライヴがワン・セットになった。この時のグリフィンは絶好調。超アップ・テンポで飛ばすかと思えば、心憎いばかりのバラードも。ジャズの醍醐味を満喫できる白熱のライヴとはまさにこのこと。★
録音は'69年でLPのリリースは'72年。『ジャンゴの思い出』と同じセッションからのセレクトだ。バーニー・ケッセルという系列違い(?)のギタリストと組んで、ステファン・グラッペリの演奏も時間を追うごとに熱の入ったものになってきて面白い。
60年代の後半から欧州録音が増えたケッセルが、ロンドンで英国のべースとドラムを迎え、存分にウタっている。初CD化。多彩な選曲を繊細かつディープなジャズで聴かせる。代表作に入れたい。20ビット・サウンドもいい。(7)は『ヘアー』の同曲とは異曲。
68年のロンドン録音盤。当時の現地ジャズメンが共演。粋なドラマー、P.J.ジョーンズ作の(1)(4)で、彼のソロを存分に楽しめるだけでも御機嫌。2ベースを用いたリズム・セッションといい、5管のソロの競演といい、とびきりの気風のあるプレイの連続だ。★
その界隈ではけっこう人気のあるビジュアル系バンドの実質的なデビュー・アルバム。厳かなインスト(1)にハードなサウンドを期待していたが、実際は歌謡ロックと呼んでも差し支えないほどにポップ。そのくせ(5)はもろレゲエだし、なんだか不思議なバンドだ。
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ユニバーサルミュージックいわゆるバロック名曲集で、おいしい作品のおいしい楽章を抜き出したつまみ喰い的アルバムだけど、選曲はなかなかバラエティに富んでおり、入門用CDとしてはよくできた部類に入るだろう。ジャケットのキリンも可愛いし、解説も簡素でわかりやすい。
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ユニバーサルミュージックウィーンっ子の自慢の歌芝居小屋、フォルクスオーパーの管弦楽団によるワルツ集。必要以上に洗練されているでもなく、といって、もちろん野暮ったくもなく、ほどよいウィーンなまりをもっている。バウアー=トイスルが自然でなかなかよいですね。
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ユニバーサルミュージックアリア、合唱集です。はっきり言って演歌です。やたらに気持ちを沸き立たせる歌、残酷な運命を感じさせる歌、人生の悲哀を切々とうたう歌、甘い恋の歌、悲しい恋の歌などなど、コミカルにシリアスにアリアの中には演歌同様あらゆるものがつまっています。
アダージョを集めるにしても、もう少し独自性のあるタイトルを付ける気に、どうしてならないのか?! イライラしながら聴いていると、アダージョというだけあってしっとりとした曲が続き、苛立った心も落ちつきを取り戻してくる。せっかく内容はいいのになぁ。