1996年4月発売
(3)(10)(11)の詞と(4)の曲を田村直美が担当してますが、むべなるかな。押しの強いハイトーン・ヴォイスと勢いのある楽曲はこの頃のヒット・ポップスに求められていたモノなのだろう。コンビニでゲットしたい樹利亜のアルバム! 陳腐なコピーでひとつ御勘弁を。
哀愁のメロディとラテン・リズムの融合。まさしくこれぞ松岡節と懐かしさがこみ上げてくる独特の世界。10曲中4曲がヴォーカル入りで、べーシストの高橋ゲタ夫が渋い喉を披露する。タイトル曲は日本語の歌詞がついていて、なんとなくアニメの主題歌風。
甘ずっぱい、ボーイズ・ポップス。ほとんどがラヴ・ソングだが、自分探しをする若者の姿を歌った作品も。だが作詞・作曲を自らしているわけではなく、特に(7)のようにビーチ・ボーイズを出すのは、彼の年齢を思うと、少しリアリティが薄まるのでは。
シングル・ヒット曲「十戒(1984)」を含むアルバム。ジャケットのきわどい雰囲気の写真そのままに、大人びた女を感じさせる曲で構成されている。超アイドルのアルバムは作曲・作詞陣がすごく、金のかかったつくりだなと思わされる。
85年リリース作。井上陽水、EPO、角松敏生、神保彰……といった作曲陣をそろえ、各曲ミュージシャン・チームが違うレコーディングをしている。50万枚を越えるセールスを記録、大ヒットとなった。
マッチの相手役として華々しくデビューした武田久美子が83年に発表したデビュー作の初CD化(ボーナストラック(11)(12)入り)。まだ14歳の歌声はこころもとないが、そそられる人も多いだろうなぁ。それと彼女って、この頃からグラマラスだったんだよね。
アルバム未収録曲((11)〜(14))を含む、アイドル期の武田久美子のセカンド・アルバムのリイシュー(83年作)。ヘナヘナのロリータ・ヴォイスで♪プププププププ プチLOVE((2))なんて歌われた日にゃ、悶絶するしかありません。ジャケットの彼女の目が怖い。
カルティックな人気を持つ80年代アイドルの復刻シリーズの1枚。吹田明日香は元祖女子大生アイドルだ。収録されている来生姉弟の作品は、後の明菜への曲のプロトタイプのよう。知る人ぞ知るマドンナのビッグ・ヒットの日本語カヴァーも収録されています。
倉沢淳美・17才。そう“わらべのアツミちゃん”のデビュー・アルバムがこれ。同年デビューしたアイドル中、将来をもっとも期待されていた女のコで、久しぶりに浅田美代子タイプのアイドルが出てきたって感じだった。アイドルらしい豪華なアルバム。
当時、聖子や明菜に追いつけ追い越せとばかり続々とデビューした歌手の1人、橋本美加子のファースト・アルバム。リズム感も歌唱力もしっかりしている、爽やか健康少女。角度によっていろんなヒットにチョットづつ似ているルックスの方もなかなかのものだった。