音楽むすび | 1996年6月21日発売

メンバーが元アグノスティック・フロント周辺で構成されているのを見ても明らかだが、本作も曲展開からコーラスの入れ方まで80年代のNY ハードコアを強く意識したものに。古典的だが、枝分れ激しい現在のハードコアの中では原点を感じ貴重だ。

アイドル系の顔をしています。選曲もお客様第一を考えている。ピアノの響きも美しいし、若さも適当にある。和音に濁りがないのは、打鍵のコントロールのよさとペダリングの適切さでしょう。ちょっと下世話な、しかし下品ではない歌心もあってなかなかよい。