1996年6月24日発売
ラジオスターの悲劇ラジオスターの悲劇
ハイパー・テクノ・ユニット、gmlのマキシ・シングル。gmlとは“girl meets love”の略称。テクノな人たちにとっての聖域(1)をはじめ、すべてがカヴァーだが、ノスタルジックな要素はまったくなし。特に(3)を取り上げるところなど、すごくセンスいいぞ!★
イタリアン・バラッズイタリアン・バラッズ
イタリア・ジャズ界を代表する叙情派トランペッター、エンリコ・ラバが、イタリア人の“演歌”とでもいうべきカンツォーネの名曲を取り上げた国内制作企画。大胆なエレクトリック・サウンドを使い、聴き慣れたメロディも斬新さを増しているのが印象的。
深海深海
ダウナーなチェロのインストからラストのタイトル曲まで、ポップな親しみやすさと内省的で不親切さ、あるいは正直さが不機嫌そうに同居して独特のテンションを生む。トータル・アルバム志向はバンドっぽさへのアプローチ。プロデュースは小林武史。
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