音楽むすび | 1996年9月発売

81年に63歳で他界したシカゴ・ブルースの名ハーピスト、ビッグ・ウォルター・ホートンの64年のソロ・アルバム10曲と51年のシングル曲やマディ・ウォーターズのゲスト演奏などを加えたチェス・レーベル・コレクション。ハーモニカの音色の魅力を存分に味わえる。

“ラップの雄”エリック・サーモン入魂のコンピ。ジャマル、キース・マレイ、レッドマンとデフ・スクワッドの揃い踏みである。JODECI、ボーイズ・II・メン、ヘヴィーD、ドクター・ドレ&エド・ラヴァー、SWVと幅広い仕事の勢いそのままの1枚。

セパルトゥラのマックスとファッジ・トンネルのアレックスによるプロジェクトの作品。サンプリングを多用した音作りながら、予想どおりの壮絶な世界が展開されてるが、全体的に2人が好むハードコア色が濃い。ちなみに(10)はイギリスのDOOMのカヴァー。

全曲英語で熱唱。もともと英語詞のソウルフルなナンバーを歌い、高い評価を得たシンガーだけに、これが彼女のスタイルを一番明瞭に伝えられる手段と言えようか。ノリの良いソウル・ミュージックが詰まってます。

ニューヨーク録音の2ndアルバム。ブラック・ミュージカル『ママ・アイ・ウォント・トゥ・シング』を観て歌手を志しただけに、ソウルからヒップホップまでを自然な感じで自分のものにしている。全曲英語詞で、ソウルこぶしを利かせたヴォーカルは見事。