1997年2月21日発売
THE DAY DRAGGED ONTHE DAY DRAGGED ON
独自のグルーヴとハードな音圧で聴き手の五感をめいっぱい殴りにかかる鋭くヘヴィな感覚を持った期待のニューカマー。これは凄い。こういうのって実に久し振り。vo&gとdsの年齢が若干18歳、bが32歳という3ピースの編成も可能性を物語ってます。
センプリーチェ/仲道祐子センプリーチェ/仲道祐子
86年以来、ドイツに学び、シルデ氏のもとで研鑚を重ねてきた仲道祐子のデビューCD。これからの活躍が期待される大型新人だ。本人も仕上がりには満足というこの演奏は、自然な音楽の流れのなかに、きめこまかなピアニズムと表情豊かな歌を聴かせる。
カルテット・ジェラートカルテット・ジェラート
92年にカナダのトロントで結成されたカルテット・ジェラート。欧米でもっともホットなグループと注目を集めている。これはデビューCD。多彩なレパートリー、斬新な楽器編成、そしてアイディアにみちた編曲と洒落た演奏が魅力。大いに楽しめる1枚だ。
TOUCHTOUCH
87年に急逝した松田優作が80年に発表したアルバムが、CDで復刻された。けっしてうまいとは言えないが、味のあるヴォーカルが魅力的。サウンド的にも、ロックが中心ではあるがヴァリエーションに富んでいる。とにかく男臭いアルバム。