1997年7月24日発売
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調
東ドイツ臨終の1年前に結成された団体だが、色濃くドイツの伝統を押し出している。重厚というか重苦しいというか、分厚く強靭な音がいかにもドイツ! という感じ。これが売りか。シェーンベルクなんか商業主義国家の演奏家にはまねのできない晦渋さだ。
Food For ThoughtFood For Thought
脱退したアンディ・デリスに代わる新ヴォーカリストとして、デヴィッド・リードマンを迎えた新生ピンク・クリームの2作目にあたる97年作。オルタナティヴ的感覚を取り入れながら、ポップでモダンなR&Rを創出した1枚。
Watch OutWatch Out
4人編成による独メタル・バンドの本邦デビュー盤。が、本国では3rdが当たり、なるほどこなれた仕上がりをみせる。タイプ的にはレイジやアクセプトといったスピード・メタル系。ただ、ギターのフレーズにはコミカル味を出し、ジャーマンの体臭を放つ。
哀しみのハーモニー〜バーバーのアダージョ100%〜哀しみのハーモニー〜バーバーのアダージョ100%〜
物好き向き。(1)は普通の弦楽オーケストラ版、(2)はフルートとシンセ、(3)は金管楽器、(4)は無伴奏合唱、(5)はクラリネットだけのアンサンブル、(6)はオリジナル版、(7)はオルガン、(8)は古楽器のオーケストラ版。中では(4)が曲の意図と掛け離れている点で最高。