1997年8月21日発売
デジタルとロックを融合させた音を創り出す彼らのミニ・アルバム。ヴァイオリンや管楽器を取り入れ、なおかつ破壊的なサウンドは音の実験をしているよう。voの声もヨイ。(1)はヘッドホンでドーゾ(ハート)。名前は忘れたが花やしきのアトラクション気分デス。★
暑苦しいほど豪快なヴォーカルが、あなたに好き嫌いの判断を迫ります。もう、第一印象の勝負。ソウルフル、とも言えるけどオシャレではなく、もっと泥くさいタイプなのはちょっと珍しいです。アレンジがロック寄りなので、ロック畑にアピールするでしょう。
豊島真千子と桑島法子によるマシュマロ・ポップ・デュオのアルバムは、元ピチカートの高浪敬太郎や、鴨宮諒、元オリラヴの宮田繁男がコンポーザーとして参加。フレンチぽいテイストを感じさせるサウンドはいい感じだけれど、ヴォーカルはわりとフツー。
モンド・グロッソの大沢伸一プロデュースによる第2弾マキシ・シングル。ニューヨリカン・ソウルを手がけたエンジニア、デイヴ・ターリントンを迎えたサウンドは、クラブ寄りのアッパーなポップス。マンデイ満ちるのバッキング・ヴォーカルで参加。
フリー、バッド・カンパニーでなを馳せたポール・ロジャーズのアルバム『NOW』からバラードをシングル・カット。未だに若々しい歌声が耳に優しく届く。渋いアコ・ギター・ナンバー、王道タフ・ロックに加え、国内盤のみ表題曲の日本公演ヴァージョンも収録。
NHK「趣味悠々」で分かりやすいフルートの先生をこなした工藤はすっかり、国民的フルート奏者になったに違いない。フルートの楽しさ、美しさを知らしめるのに好番組だった。この盤もそういった役目を果たす。番組の課題曲も含み復習するのにぴったり。
大ヴェテラン・ロック・ヴォーカリストの久々のソロ・アルバム。過度なハード・ロック色が、日本で1番イメージの強いであろうレインボー時代を彷彿とさせる。ジミヘンの(7)、レインボーの(10)も的を得たカヴァーだ。自然体で健在をアピールしてくれた力作。★
2枚目のフル・アルバム。ギタリストの別バンドのオビチュアリーが80年代メタルの血を吸ったような曲ながら、ゾンビ超えでの病みきった歌が誘うのは悪夢のデス・メタル・ワールド。(5)はホロコースト、日本盤のみの(15)はジューダス・プリーストのカヴァー。
アルバム・タイトルはあの事故から20年という意図によるもの。3本のギターがからみ合い、音像を拡げあい、深めあう。アーシーなのは当然として各曲ともダイナミズムもテンションもバッチリ。ところどころに入る泣きがたまらん。硬派のアメリカン・ロック。
「上下の鍵盤で同じ音が次々と入れ替わる快感」と鈴木自身がライナーで語るチェンバロ奏者の、中でも“変奏の原理”を極めたゴルトベルクで、文字通り“ふたつの鍵盤での小さな遊び”の愉悦が聴き手にも伝わってくる。BISスタッフによる神戸での収録も面白い。
あっ、この人ってだいぶ前にデビューした人じゃない? 最近、名前を聞かないなと思っていたら、アニメの主題歌とかを歌っていたらしい。ヴォーカルはちょっと甘ったるいけれど、女のコのメルヘンチックな世界を求める人にはそこがたまんないんだろうな。