音楽むすび | 1997年発売

カウンター・テナーが6人もいる12人編成のアメリカのア・カペラ・グループ。なんと、世界中のフォークソングを上質な編曲でうたいまくっている。それぞれ自家薬籠中のものとしているところがすごい。しかも、その土地の言葉でうたってるのだ。癒しの響き。

いつの時代も大人が本気でロックを遊んだ時、クール&ホットが共存したイカし(れ)た音楽が誕生する。加えてここにはキッチュさもあったりして。ルックスといい音といい、小西康陽のプロデュース色が濃く出てる分、ピチカートが好きな人にもオススメ。

クラブ・シーンの仕掛け人たるS-KENがプロデュースする男性ユニットのデビュー作。ソウル、ロック、ヒップホップの境界線をなくしたソングライティングとポップ感覚にあふれる音作り、そしてフォーキー&ソウルフルなヴォーカルにも注目したい。

女から求めるセックス・ソング(4)がエッチだなぁ。ゲストのキング・ギドラのジブラのラップも助平です。ヴォーカルのAikoを中心とした3人組ヒップホップ・ユニットのミニ・アルバムです。(2)では荒井由実の「あの日に帰りたい」を本格的にヒップホップ化。