1998年10月21日発売
ビィクトリアン・クリスマスビィクトリアン・クリスマス
ヴィクトリア女王時代(1837〜1901)のイギリスで演奏されていたクリスマス音楽をそのまま再現したという珍しい盤。当時と同じようにブラスバンドやオルガンなどの伴奏で、しかも古楽器やオフィクレイドまで使う程の凝りよう。合唱も美しく聴き応え満点。
ONE WORDONE WORD
かつては青春挽歌だった(11)だが、今となっては青春回想の歌に聴こえてくる。“ポップス=脳天気”ではないと言いたげに、青春の日々にこだわるなと諭す(1)など、人生訓を思わせるフレーズが目立つアルバムで、団塊の世代のため息を思わせる(4)は辛い歌だ。
Like a best friend 〜Selection 1998Like a best friend 〜Selection 1998
女優かシンガーかアイドルか、いまいち立ち位置の定まらない感のある“天然水少女”、フル・アルバム3枚目にしてなぜか早くもセレクション。あくまで品良く生真面目に、という色を壊さない堅実な作品集となった。菩薩的ヒーリング効果も期待できそう。
青江三奈 ベストアルバム青江三奈 ベストアルバム
新曲(1)を含むベスト・アルバム。(7)をはじめとする一連のブルースものに漂う“艶”はこの人ならでは。昭和40年代の酒場のイメージが強烈に想起される。新曲はかなり枯れてます。(3)のイントロのギターがJ.ガイルズ・バンドにクリソツでビックリ。