1998年5月25日発売
6月の来日公演直前にリリースされるこの2枚組のCDに収められるのは、まさにコープマン=アムステルダム・バロック管の公演予定曲目そのもの。もちろん楽曲・演奏ともにすでに評価の定まったものだけに、安心して“定番”を聴く喜びを満喫できるはず。
いいなあ、こういうの。「悲しみ」なんかの代わりに、ちゃんと音楽がサワヤカに走ってくれて。おまけに、そこかしこで即興的に遊びまくる装飾音符のオシャレなこと! いやいや、感服つかまつりました。ところで、ボーナスCDが付いてますよ。★
70年代初頭の“日本のロック”を代表するFTBの3枚の“名盤”。『SATORI』は彼らの代名詞とも言える「サトリ」の組曲をフィーチュアした2ndアルバム。『メイド・イン・ジャパン』は、ライトハウス関係者の協力によるカナダ録音の3作目。『メイク・アップ』は、ライヴ録音の5曲を含むダブル・アルバム(CDでは1枚に収録)。録音はともかく、感覚的には今の空気にもフィット。
桑名正博率いる70年代の関西を代表する“ファニカン”、73年のデビュー盤。ブギ、ブルースを基調にしたとびきりのイキの良さは今もまるで古びていない。(2)のタメの効いた演奏、(5)の大阪弁、そして何よりも“ええしのボン”桑名の歌のうまさが光っている。
スーパーと名乗るだけあって、代表曲がズラリ28曲、完全リマスタリングの2枚組で3,000円は安すぎるでしょう。今が一番評価の厳しい時期だと思うけど、いい歌を残してきたという事実がここにはあるし、懐メロになるのはまだ早い。
レーベルの創立50周年を記念して、当時のジャケット&内容を復刻した《ATLANTIC JAZZ COLLECTION》中の1枚。速弾きピアニストによる好内容盤、待望の初CD化。
モダン・ジャズ・カルテットのジョン・ルイスとサッシャ・ディステルがフランス・ジャズ界を代表する名テナー奏者パルネと共演した名盤。スタイリッシュなジャズでその内容も秀逸。
才人、ハービー・マンの若きモダン・ジャズ時代の名盤。ジャズのフォーマットだけにとらわれない彼の天衣無縫なフルートが舞う。「カミン・ホーム・ベイビー」がヒットした60年代初頭の作品。
レーベルの創立50周年を記念して、当時のジャケット&内容を復刻した《ATLANTIC JAZZ COLLECTION》中の1枚。MJQの、記念すべきアトランティック移籍第1弾。