1998年5月発売
ニュー・オリンズ・スタイルにこだわってユニークなアルバムを発表し続けているドクター・ジョンの71年発表になるアルバム。ディープ・サウスのブルース感覚と、ソウルフルなボーカルが、ホンキー・トンク・ピアノで踊る、バック・トゥ・ルーツ音楽。
ニューオリンズ・ファンクのドン、ドクター・ジョンの74年の作品。バックをつとめるのはミーターズで、ファンキーでアーシーでブルージーなサウンドが展開されている。まさにこれぞニューオリンズ・サウンド。ドクターのダミ声ヴォーカルがシブイ。
ジェリー・イエスターのプロデュースによる73年のデビュー盤。イーグルスでもおなじみの名曲(1)をはじめ、やや過剰に感傷的な歌をオーヴァーアクト気味に演じる若きウェイツの処女作。いま聴くと、老成した演技の中に潜む若者らしい甘さがチャーミングだ。
'77年発表の8作目でチャートのトップになった。シンプルな演奏に乗って、C&WとR&BとR&Rをブレンドした力強いヴォーカルを聴かせてくれる。いかにも'70年代のロサンゼルスのロックといえるベスト・セラー・アルバム。
「オケで吹いている茂木さんってこんなにいい音してたっけ?(失礼!)」と思えるほど、このCDは素晴らしい。音に艶と華やかさとチャーミングさがある。四重奏曲以外は編曲ものだけれど、どれもオリジナルのように聴こえるからモーツァルトは不思議。
ドヴィエンヌはモーツァルトと同時代に活躍したフランスのフルート奏者・ファゴット奏者・作曲家。作品もちょっとモーツァルトっぽいところがある。馬込勇がジャック・ティボー弦楽三重奏団(全員が20代の若さ)と生き生きとした演奏をしている。
アメリカで最も有名な日本のミュージシャン秋吉敏子のジャズ生活40年滞米30年記念コンサートの記念アルバム。79年の来日時に録音されたもので、2曲未発表テイクがプラスされている。ホールの美しい響と共に瑞々しいサウンドがデジタルで録られていた。