1998年6月発売
ジム・レオというシンガー・ソングライターのソロ・プロジェクト。基本は、繊細なネオアコ表現。フェルトやドゥルッティ・コラムなんかをすぐに思い出させる……。そして、ときに音響派に連なるような音像をその奥につけているのが、耳を引くところ。
メジャー・デビュー・アルバム。ピュアなのか淫らなのか。あるいはピュアだから淫らなのか……。ちょっとトンでキレて、遠い世界にイッてしまっている感のある、独特の個性。アンニュイな雰囲気は、現実を忘れたい時にはいいかも。
名古屋出身のヴィジュアル5人組は、ソリッドなギターと哀愁のメロディ・ラインが決め手の注目株。リズム・パターンが、しばし単調(覚えやすい)なのはメイン・ターゲットである形だけに拘る少女の音楽指数を考慮してのものだろう。それじゃなきゃ…。
ライヴ・シーンで活躍する彼らの、インディーズ盤として発表された作品をメジャー盤として再発。U2っぽい曲あり、超王道バラードあり。重厚な疾走感あふれるサウンドは、インディーズ時代の意気込みを感じさせる。
メンバーを一新して3年ぶりにリリースするニュー・アルバムからの第一弾シングル。収録されているのはタイトル曲のミックス違い4ヴァージョンだが、いずれもアイディアがきちんと練られており、サウンド・メイキイングもばっちり。退屈しません。
山塚アイ、小山田圭吾によるトラットリア内ハチャメチャ系レーベル、SHOCK CITYのオムニバスもの。当然のことながらボア人脈多数参加。山本精一のバンド、ROVOによる(21)がこの中ではいちばん明解。まぁ、宇宙時代の原始音楽集てなとこですか。
日本中のにわかサッカー・ファンを熱狂の渦に巻き込んだW杯出場を記念し、小山田圭吾率いるトラットリアのイレブンが贈るコンピ。シリーズ中でもっともレーベル色が強く出た。体育会系的気合い一切なし、これなら3連敗も軽く流せるかもね(泣)。
どうしてるかと思ったら筒美京平(※プロデュース)と蜜月旅行に出てたんですね。あまりに相性バッチリなこの2ショット、さぞ♪ひとめ逢ったその日から〜!! だったことでしょう。多少ミッチーとカブッてる気もするけど、気に入ったら既存作も是非聴いて!!