1998年7月15日発売
シベリウス:交響曲第1、2、3番シベリウス:交響曲第1、2、3番
ベルグルンドは過去に、ボーンマス交響楽団、そしてヘルシンキ・フィルと2度のシベリウス交響曲全集を録音して高い評価を得たフィンランドの指揮者。今回再び十八番シベリウスの交響曲はヨーロッパ室内管。弦の音の美しい明晰な音楽ができあがった。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
発売元
ユニバーサルミュージック3枚のCDで出ていたものを2枚にしてまとめた徳用盤。演奏に付いては既に言い尽されているので、くどくは言わない。一言で言えば、創造力溢れる演奏。これに尽きる。聴いてない人はこのさいぜひ聴いてみて下さい。考えさせられます。
リヒテル名演集リヒテル名演集
リヒテル(1915〜97)の60年前後の録音からピックアップされた名演集。バッハからプロコフィエフまでの幅広いレパートリーが、各曲のスタイルをふまえて披露された中に、演奏のスケールの大きさ、彫りの深さがきわ立ち、彼の巨匠性を印象づける。
4大ヴァイオリン協奏曲集4大ヴァイオリン協奏曲集
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / オイゲン・ヨッフム / クラウディオ・アバド / シカゴ交響楽団 / ダニエル・バレンボイム / ナタン・ミルシテイン / ピンカス・ズーカーマン / ブラームス発売元
ユニバーサルミュージックいずれ劣らぬ美音奏者2名の名演。ミルシテインは例のごとく速めのテンポで颯爽と進む。メンデルスゾーンもいいが、チャイコフスキーが最上の出来か。ズーカーマンも美しい演奏で、第3楽章のおっとりさがミルシテインとの違い。ハズレなし。
モーツァルト:ピアノ協奏曲集第20・21・25・27番モーツァルト:ピアノ協奏曲集第20・21・25・27番
発売元
ユニバーサルミュージックアーティスト・選曲・お買得感ともに申し分ない、グラモフォンならではの《2CDシリーズ》。モーツァルト後期の完成された作風を、ウィーンの伝統を伝える演奏家たちが優美に表現します。
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
54年以来コンビを組んできたフルニエとケンプのデュオ。伴奏におさまらないケンプの雄弁なピアノはベートーヴェン作品へのポリシーが際立つ。それにフルニエの達観したような、どこかオットリと伸びやかなチェロが不思議に合っている。