1998年7月発売
ボッサ・カリオカボッサ・カリオカ
ウトウト、スヤスヤ。突然号令、“起立、礼、着席”。1限目は低血圧ゆえ思考回路ゼロ。“ボーッとしてました”。太陽がまぶしい午後には、大好きなお昼寝タイム。でも、今回は(1)のコーラスでハッと目覚める。伏し目がちな素顔のリサちゃんに注目。そこは、楽園。
パラフィルネイリアパラフィルネイリア
師匠リック・ニールセン(チープ・トリック)もゲスト参加している約3年半ぶりの新作。メロディの紡ぎ方にしろアレンジ・センスにしろ熟練者の域に達しているバンドだけに、カユいところに手が届く。今回も良い曲が揃っている。9月の来日公演も楽しみ!
ブック・オブ・シークレッツブック・オブ・シークレッツ
英メロディアス・ハード軍団の2nd。哀愁の旋律美とスピーディな曲展開、さらに縦横無尽に駆け巡るキーボードとY.マルムスティーン風のギターが作品にドラマティックな高揚感を与える。様式美に徹したわけじゃないが、涙腺に訴えかける叙情性は見事。
寵愛寵愛
失礼ながら香港映画の俳優だと思っていたら、俳優の前は歌手だったそうで、これは95年に歌手活動復帰第1弾としてリリースされたものだそうだ。そのせいか、レスリー主演映画の主題歌といった作り。ファンには嬉しいだろうが、それ意外はチョット……。