1998年7月発売
ロッシーニ:序曲全集ロッシーニ:序曲全集
発売元
ユニバーサルミュージック全集には思わぬ恩恵がある。今まで耳にしたこともない作品にお目にかかれるからだ。ロッシーニが書いた24曲の序曲のうち大半はそうした部類のものだろう。マリナーのジューシーな歌いまわしとメリハリの利いた演奏がその真価を際立たせる。まことに重宝。
Moonlit Summer TalesMoonlit Summer Tales
前作『ツイン・ソウル』から1年と空けずにリリースする新作。こんなふうに心地いい風だけを感じ、身体に記録して曲を作り出すのって、実際には想像よりもずっと難しいんだろうなぁ。参加プレイヤーのクレジットの中には、国府弘子と高中正義の名も。
24時24時
5枚目の待望のフル・アルバム。10分以上もある大作(15)のような曲をはじめとして、随所に新しい試みがなされた意欲作だ。ビーチ・ボーイスやビートルズの内面にある病んだ部分と共通するものまで感じさせてしまう。これまでのファンがどう受けとめるか興味深い。