1998年7月発売
アンダー・ザ・レーダーアンダー・ザ・レーダー
3年ぶりの新作で、豪快なウネりの中に緻密なアレンジを聴かせる往年のフィートらしさを持つ曲がある反面、このバンドで演奏する必然性が感じられない曲があるのも事実。ニューオーリンズのリズムを下敷きにした7分を超える大作(13)が一番の聴きモノ。
ライヴ・フロム・スティール・タウンライヴ・フロム・スティール・タウン
97年7月15日のペンシルヴァニア公演で収録されたライヴ盤。リッキー・メドロックとヒューイ・トマソンを迎えての初めてのライヴ盤であり、全12曲中4曲が最新作『TWENTY』からの選曲だが、その他の8曲は問答無用の定番曲ばかり。何度聴いても名曲は名曲。
吉田 正 自撰77曲吉田 正 自撰77曲
この程亡くなられ国民栄誉賞を受賞された作曲家、吉田正氏の自選集。作曲家がレコード会社の専属制だった時代、ビクター専属として、戦後歌謡曲のモダンで都会的な側面を担った巨星だった。作家デビュー曲「異国の丘」(48年)から発表順に編まれている。