1999年1月13日発売
ティラノザウルス・レックス登場!!ティラノザウルス・レックス登場!!
68年に発表されたティラノザウルス・レックスのデビュー盤。弱冠20歳のトニー・ヴィスコンティのプロデュースで、英国古謡や中近東音楽やインド音楽などの語法をドラッグ・カルチャーの文脈で利用したエスノ風味のサイケデリックなフォーク・ロック。
神秘の覇者神秘の覇者
実はこれはT・レックスの作品ではない。と、テイチク・レコードにいちゃもんをつけたいわけではなく、本作は正しくは「ティラノザウルス・レックス」というバンドの作品。68年に発表されたが、日本では殆ど評価されなかった。不思議な幻想の世界。
ユニコーンユニコーン
1969年5月にリリースされたサード・アルバム。前二作の中世叙事詩を思わせる世界もたしかにいいが、快いトランスを与えてくれる点ではT.レックスも含めたマーク・ボランの全作中最も魅力的なアルバムだ。魔法の音が泳いでいる。
ベアード・オブ・スターズベアード・オブ・スターズ
T・レックスの前進ティラノザウルス・レックスの最終作となる4枚目。71年発表。アコースティック中心のアプローチの中に散りばめられた不条理な感情。不思議なメロディ使いと独自のヴィブラート・ヴォーカル。変身前夜の天才のひらめきは燦然と輝く。
ベスト・オブ・ティラノザウルス・レックスベスト・オブ・ティラノザウルス・レックス
当時の人気に肖って発表(71)されたティラノザウルス・レックス時代のベスト盤。まだ、洗練されたエレクトロニック・ポップをクリエイトするまでには至っていないサウンドは、エスニック風のアレンジのもと、エキセントリックな魅力がレアに迫ってくる。