1999年1月25日発売
エヴリ・モーニングエヴリ・モーニング
大ヒットした「フライ」から早くも1年半が過ぎ、ついに待望のニュー・シングルが到着。これは同時発売されるアルバムからの先行シングルとなっている。もちろんリミックス曲も収録。
14分59秒14分59秒
楽しいことならなんでも取り入れちゃえ。てな、米国西海岸快楽的雑多派ロック・バンドの3作目。意外に(?)アコースティックかつメロディアスな曲が耳につくが、それこそ本作のポイントか。笑顔の先にある、普遍的な歌心、それを求めたのではないか。
WILD FOWeRWILD FOWeR
FENCE OF DEFENSEのギタリスト、北島健二のソロ・アルバム。コテコテのハード・ロック・アルバムだから、好き嫌いがはっきり分かれるだろうけど、テクニックに関してはやはり唸らされる。ちょっと眉間にシワ寄りすぎな気が僕はしますが。
外山雄三オーケストラ作品集外山雄三オーケストラ作品集
外山の作品は、確かにその指揮活動ほどには知られていない。これは60〜80年代の作品。まず聴こえてくるのはオケの手慣れた扱い。次に典型的な民族的素材、音楽の手慣れた定石。ある種、職人的な作曲手腕。でも“日本の国民音楽”ってこういうの?
アジアの唄声アジアの唄声
解説ではプロデューサーも述べているが、藍川のこのアルバムに対する思い入れは十分過ぎるほど伝わってくる。だが情熱の強さに比例した客観がなければ、受け手(聴き手)は辛い。たとえば、中国民歌がなぜハープ伴奏なのか、音楽的な必然性は感じられない。
ノック、ノックノック、ノック
在サウスキャロライナの男性、ドラッグ・シティ第7弾。飾り気のない冷めたギター弾き語り表現の奥に広がるジム・オルークの今様サウンド・トリートメント。ライヴだとただの素っ気ない不器用な弾き語りだが、両者の結託は狂わしくもまこと魅力的。★