1999年10月14日発売
ゆず待望のセカンド・フル・アルバムは、なんとヒット・シングルを5曲も含んだお買い得盤。いつもながらのノスタルジックでフォーキーな味わいのゆず節が炸裂。ここはひとつ、一緒に歌って楽しみましょう。
ベイエリア・ファンクの名バンド、30年にわたるキャリアを総括する2枚組。ライノ編集。71〜98年、ようはワーナー〜コロムビア〜エピックというレーベルの枠を飛び越えてのものである。アンソロジーはこうでなきゃ。とにかく唯一無二の名人芸。★
約1年ぶりとなるニュー・マキシは、どこかしら80'sテイストが感じられるポップ・ナンバー。ナチュラルな歌声に乗せて恋の本質が歌われている。現代女性の寂しい心を歌った(2)にはドキッとする女性も多いはず。大人のラブ・ソング集だ。
テクノとファンクの融合を試み続けている、朝本浩文率いるラム・ジャム・ワールドの新作。今回は全面的にヴォーカルをフィーチャーしており、時流に合わせた作品となっている。m-floのlisaなど、豪華なゲストが参加。ヒップな世界を展開している。
弾き振りならぬ、歌い振り。ジャズ・バンドのリーダーの如きポーズでアリアを歌ってるのかしらん。指揮と作曲も学んだということで結構なことだが、そのわりにはどの曲も力任せで、あまり知性的な歌唱ではない。歌い手の我がまま聞いていたらロクなこと無し。
来日を記念した日本編集盤。フェスティヴァル・クイーンの異名を持つケリスの圧倒的な歌声が聴ける(2)(3)(5)のほか、シングル・カップリング曲、未発表曲で構成されている。ライヴ・バンドを自負する彼らだけに、その魅力はライヴにあるはずだ。次作はライヴ盤を期待したい。
8人組ネオ・スウィング・バンドの97年のライヴ盤。扇情的なヴォーカル、ギター、3管のヴァリエーションの楽しさ、ジャンプ・ミュージックの疾走感がストレートに伝わる。ジャズ・ミュージシャンが一番オシャレだった時代のダンディズムが再現されている。★