1999年10月発売
96年にCDデビューし、ついで武満作品、近代フランス作品、ガーシュウィン&バーリン作品を発表してきた若手実力派ギタリスト、鈴木大介が、今回はバリオス作品中の愛らしい抒情小曲を演奏。どの曲もとても心地よく、快く、聴きての心に響いてくる。
12ヵ月連続アルバム発表企画第2弾。女性シンガー川島だりあを前面に押し立て、ソリッドなヘヴィ・ロックとソフトなポップスの両方を器用に織り交ぜて活動してきた4人組だが、キャラにも楽曲にもキメが弱く、堅実な職人集団のイメージが強くなりすぎ。
二十絃箏の創始者である野坂がさらに音域を広げた二十五絃箏をもって伊福部作品を収録。古代中国の白居易の詩に寄せて書かれた99年作品の(1)、シルクロード風の(2)(主題は映画「モスラ対ゴジラ」より)、古代アジアに思いをはせた(3)のオリエンタルな3曲。
近現代の日本歌曲で定評のある藍川由美が、自由劇場や黒色テント68/71の演劇やブレヒト作品の劇中歌による林光ソングを取り上げた。振り幅いっぱいの表現と明瞭な日本語が、清冽な印象を与える。作曲者自身のピアノは控えめだが慈愛がこめられている。
1989年のデビュー以来、常にラップ・シーンをリードしてきたトライブが、「The Love Movement」をもってその活動に終止符を打ち、ファンに大きなショックを与えたのは記憶に新しいところだ。Q-ティップのソロ・プロジェクトも進行中だが、まずは彼等の残した偉業を改めて振り返る意味でも、本ベスト・アルバムのリリースはグッド・タイミングと言えよう。抜群のサンプリング・センスと独自のラップ・スタイル、ジャズとの融合、ポジティヴなライム等々、ヒップホップ・アーティストとしてのみならず、ジャンルの枠を超えて広くリスペクトされている数少ないグループでもある彼等が、この10年間に放ったヒット曲は数知れない。デビュー曲「Discription Of A Fool」を始め、最初のメジャー・ヒットとなった「Bonita Applebum」や「Check The Rhime」、「Award Tour」等新旧ヒット曲を網羅。 Disc1 1 : Check The Rhyme 2 : Bonita Applebum 3 : Award Tour 4 : Can I Kick It ? 5 : Scenario 6 : Buggin' Out 7 : If The Papes Come 8 : Electric Relaxation 9 : Jazz (We've Got) 10 : I Left My Wallet In El Segundo 11 : Hot Sex 12 : Oh My God 13 : Stressed Out 14 : Luck Of Lucien 15 : Description Of A Fool 16 : Keeping It Moving 17 : Find A Way 18 : Sucka Nigga 19 : Vivrant Thing Powered by HMV