1999年10月発売
ライブ1992アット・ブルースライブ1992アット・ブルース
“エレキの帝王”が92年に行なった来日ステージから。本人が間違ったためにアドリブ演奏となった(6)やヴェンチャーズのメドレー(15)など、ノーキーの技が冴えわたる軽快なギターは相変わらず健在。ちなみにこの日は盟友セミー・モズレーの追悼公演。
I’LL BE THEREI’LL BE THERE
カウンター・テナーの第一人者による初のオリジナル・ポップス集。幅広いジャンルの楽曲を歌ってきた人だけに、ポップス系の曲でも巧く歌いこなしている。高音ばかりが注目されがちだが、低音もなかなか味があって、これは面白いポップ・シンガーの登場だ。
ナチュラル・ウェディング ピアノ・セレクナチュラル・ウェディング ピアノ・セレク
結婚式を演出するためのBGM集。SMAPやKiroro、ブリグリといった今どきのポップスを軽めのピアノ演奏で聴かせている。“ナチュラル”というタイトルが少し安易な気もするが、BGM選びのアドバイスもついて企画盤としてはなかなかうまくまとまっている。
伝説のチェリスト,ジャクリーヌ・デュ・プレ伝説のチェリスト,ジャクリーヌ・デュ・プレ
音楽とチョロに奏者ががっぷり組んだ名演奏。体当たりといってもよいほど音楽を全身で表現する。薄幸な彼女の人生を考え合わせると身につまされるが、その逸話を知らずに聴いてもきっと胸が締め付けられるだろう。充実したカップリングで聴き応え十分。★