1999年3月発売
12DOLPHINS LEAVE THE PLANET/THE BEST OF DREAM DOLPHIN12DOLPHINS LEAVE THE PLANET/THE BEST OF DREAM DOLPHIN
ドリーム・ドルフィンの、新曲を2曲追加したベスト・アルバム。テクノを中心としたポップスといった感じですが、ユーロビート、ロック、ヒップホップなどに節操なく手を伸ばして、本当は何をやっている人なのかわかりません。
PULSEPULSE
全作詞/曲とヴォーカルを担当する女性を中心とする5人組。アコギやピアノなど生音主体サウンドに時折ぶちこまれる打ち込みと下手ウマヴォーカルといったトーレ・ヨハンソン的解釈のローファイなポップス。で、「おしゃべりのしかた」の歌い回しがまるで原田知世。
さよならのかけら/BOY FRIENDさよならのかけら/BOY FRIEND
コンスタントに紡ぎ出される良質なメロディ。独特の浮遊感はすぐに彼女のものだとわかる。第一声から唯一無比のワンダーランドにトリップさせてくれるが、色彩のトーンが毎回酷似しているのがちょっと。安心感というのがいつも誉め言葉だとは限らない。
ミュージック・フォー・ハングオーヴァーズミュージック・フォー・ハングオーヴァーズ
名盤『at武道館』の完全版リリースを記念した昨年のツアーの中から、シカゴの模様をまとめたもの。(2)や(11)の胸のすく爽快感は今のパワー・ポップにそのまま通じ、全体を流れるドライヴ感はハイブリッド・チルドレンなどのファンにもアピールするはず。