1999年3月31日発売
セイクリッド・タリスマンセイクリッド・タリスマン
スウェーデン出身、今や正統派メロディック・パワー・メタル復興の鍵を握るとも目される新世代バンドが放つ1年半ぶりの3作目。キーボーディスト正式加入などの効果で劇的な楽曲展開の洗練が著しく、泣きメロとスピード感の合わせ技が一層強力に。
I′m gonna take this CHANCEI′m gonna take this CHANCE
インストの(1)でCHAR健在なりを示し、あとは一気呵成に彼の世界に突入だ。タイトル曲(2)のヘヴィなサウンドとこれまたヘヴィな言葉の絶妙なからみあいに、この人の全身に流れ続けるロックの血がモロに表出する。(6)のギター・ワークも素晴らしい。