1999年5月発売
SILENCIO〜静寂SILENCIO〜静寂
日本人の音楽感性の深層を描き出すような独自の作品を作り出しているニューエイジなパンフルートの名手。哀愁をはらみながら遥かな拡がりを描き出すパンフルートが絶妙だ。ウーゴ・ファトルーソ(p)の参加が音楽にデリケートな感情のさざ波を加えている。
おしゃれTVおしゃれTV
86年に発表されたテクノ・ポップ・ユニットのアルバムが初CD化。透明感のある女性ヴォーカルをフィーチャーし、過激な歌詞と上質なエレ・ポップを聴かせる。坂本龍一ほか大物が多数参加。
voidvoid
ハッピーズのヴォーカルだった人ですよね。初ソロは、サイケデリック丸出しの重いブルース・ロック。こういうバンド絶対に70年代にいたよな、と斜に構えてたら、打ち込みやサンプリングも駆使するセンスにクラッ。かなりのシタタカ者とみた。
スプーンスプーン
実に6年ぶりのリリースになる新作。この6年間は主にライヴ活動を続けていた彼女、久々のメジャーとの契約で出来上がったアルバムだが、6年間のブランクも感じさせず、歌詞もメロディも歌唱も変わることないさねよしワールドを醸し出している。★
ディス・キッスディス・キッス
『ラヴ・ウィル・オールウェイズ・ウィン』からのシングルは「スキヤキ」を彷彿させるサビ・メロが印象的なカントリー・フレイヴァーのミディアム・ポップス。(2)はシェリル・クロウ作のアーシーなスロー・バラード。映画『プラティカル・マジック』挿入歌。