音楽むすび | 1999年7月23日発売

今では少ない野外球場の土グランドとカクテル光線を思い起こさせる実にノスタルジーなサウンド。残念なことに約半分が巨人モノになってしまったが当時のON人気を考えれば当然か。まさしく40、30代のフィールド・オブ・ドリームスがここにあるのだ。

“あ、所さんて、タレントじゃなくて、シンガー・ソングライターでデビューしたんだ……”ということを確認させてくれる作品。77年のデビュー当時の初期作品で見せるナンセンスさは、今、改めて聴いてみても面白い。2枚組のボリューム感も嬉しい。

シカゴ、セントルイスなど、アメリカ中西部のスカ・バンドを紹介してきたレーベル、JUMP UP!のコンピレーション。この地域のシーンの隆盛を担っているスカ・コア、スカ・パンク系のミュージシャンを、ベテランから新人まで幅広くセレクトして収録。

東京スカパラダイスオーケストラが主宰し、メンバー自らが運営するレーベル、JUSTA RECORDからリリースされた12インチ&7インチ・シングルを2枚のCDに編集したアルバム。スカ、ダブ、ドラムンベースなど、旬の音がギュッと凝縮されている。