1999年9月発売
それからそれから
“インディーズの帝王”のメジャー・デビュー盤。本気で血肉化したからこその開放的なビート。変格的な伎倆を見せるザッパ風の遊び。言いたいことをちゃんと言っている歌詞。伝播力のある江戸アケミのヴォーカル。成熟したバンドによる強力なロック盤。
南蛮渡来南蛮渡来
記念すべき彼らの1stアルバム(82)のCD化。本作を一口に表現するとしたら“縦横無尽なファンク・アルバム”とでもなるのだろうが、実はハチャメチャをやっている様で、試行錯誤を試みているのが今となってようやく理解できる。(9)(10)は当時のデモ録。貴重だ。
回帰線回帰線
71年のデビュー・アルバム。「吠える」1枚だ。1曲目の出だしからやたらかっこいい。アルバムのラストになる(9)は、裸のラリーズの水谷孝をまじえた大サイケ祭だ。(10)〜(13)はアルバム・リリース前に出されたシングル曲。(13)のギターは涙モノだ。