音楽むすび | 2000年8月23日発売

99年の来日時の人気ぶりが語り草となっている若き俊英ピアニストが、得意のラフマニノフを取り上げた第2弾。持ち前の卓越したテクニックと若々しい感性を、あますところなく披露している。

名手が集まったバロック・ブラス・アンサンブル、コンチェルト・パラティーノがヴェネチア楽派の大家ガブリエリの複合奏作品に挑む。重厚なサウンドに、持ち前の技巧と解釈が冴えわたる。

2000年に9年ぶりの来日を記念し、ノンサッチからの初のベスト盤。彼らしい優しさにあふれたスロー・バラード曲を中心にした選りすぐりの曲ばかり。日本のみのスペシャル・ベスト!

独創的なドラマ表現法を駆使した作曲家、ヴェルディのオペラ・アリアを、“オトコ”を歌わせれば当代随一のテナー、ホセ・クーラが歌い上げた作品集。オペラ・ファンならずとも納得の1枚だ。

ワールドワイドに名を広めるハープ奏者、吉野直子待望のアルバム。巨匠アーノンクールと共演した本作は、モーツァルト時代のハープを忠実に復元した楽器を用い、表情豊かに仕上げている。

ヨーロッパを拠点に活動を行なう指揮者、ケント・ナガノがレーベル移籍後初のアルバムをリリース。秋よりベルリン・ドイツ交響楽団の主席指揮者となる彼の、初のマーラー交響曲。

ポップなロックを聴かせるハーレム・スキャーレムのラスト・アルバム。昨年発表した作品名『RUBBER』へバンド名を変更し、今後の活動を行なう彼らの区切りとなる重要な作品である。