2000年発売
ルーズ・シューズ・アンド・タイト・プッシールーズ・シューズ・アンド・タイト・プッシー
カルト・ロッカー、全曲カヴァー。R&B系楽曲を中心に、カントリー曲やスタンダードまで。それらをシンプルなリズム隊とともに、さりげなく披露する。ぽわーんと浮き上がる、渋味と愛らしさをあわせもつ得難い個性。ちょっとズレたギターも魅力か。
ウェザー・アイズウェザー・アイズ
宮地はウェイン・ショーターに強い影響を受けたテナーの新星だ。その彼がウェザー・リポートのレパートリーやショーターのオリジナルを中心に豪快なブロウを繰り広げる。まだ完璧な個性は確立されていないものの、今後の活躍を期待させてくれる一枚だ。
LET’SLET’S
99年春のツアー・メンバーによるスタジオ録音。リズムが小気味よく、原のラッパも快調に鳴っている。コンビネーションの素晴らしさは特筆もの。非常に完成度の高い演奏だ。オリジナルのほか、サド・ジョーンズの難曲やクリフォード・ブラウンの曲も。
月刊F・S・B第6号 SON OF A BITCH 2000月刊F・S・B第6号 SON OF A BITCH 2000
その昔、美しい感動ソング(?)を歌ってたなんて面影も見せない川島だりあが在籍するFEEL SO BADの12ヵ月連続アルバム・リリース第6弾。ヘヴィなギターとグルーヴィなリズムが心地良い。各々が作詞作曲を手掛けてそれでいて統一感がある。