2002年10月23日発売
スウェーディシュ・ストリート・パンクの3作目は、オリジナル・ラインナップが復活してのもの。映画の幕開けを思わせるイントロに続いて、男っぽくタフでシンガロングなパンク・ロックが繰り出されていく。メロコアやエモコアもいいけど、キリリと辛口もたまらないよね。
ワイルドでグラマラスなロックンロールで、80年代に人気を誇ったハノイ・ロックスが復活。約17年ぶりのニュー・アルバムに先駆けてリリースされるEP。
前作はゴスペル作品だったが、今回は本来のブラストマスターに戻り、ヒップホップを単に音楽としてやってきたのではない人間からの、言いたいこと、言っておくべきことを次々と炸裂させる。ネリーを名指しで批判して話題の表題曲(1)もその一環だろう。
激しく繊細なギターサウンドと、ポップでやさしいメロディ。すでにベテランの域に入った最強のロック・トリオだが、老獪さなど彼らには一生涯無関係なのだろう。そもそも勢いだけで勝負するバンドではないが、勢いだけでも勝負できる瑞々しさがある。
2枚組のBサイド集。隠れた名曲の少なくないピロウズだけに、これはうれしいリリースだ。内なるエモーションとナイーヴさが協調とせめぎ合いをくり返すことで生まれる、ポジティヴでリアルな“オルタナ”・ロック。赤裸々にトラウマを叫べばいいってもんじゃないだろ?
71年のデビュー以来、息の長い活動を続ける野口五郎。27年ぶりに代表曲「私鉄沿線」をセルフ・カヴァー。カップリングはGSバンド、スパイダースの「ノーノーボーイ」のカヴァー。
発売元
キングレコード株式会社キュートな歌声の白人女性ジャズ・ヴォーカリストが登場。10代の頃から歌唱力を評価され、ポップ・フィールドで活動していたエリサ(88年に『Elisa Fiorillo』でデビュー)が、大人になりジャズ・フィールドでカムバック。スタンダード曲を情感豊かに歌っていく。