2002年11月20日発売
カーブカーブ
『シルヴァー・サイド・アップ』で世界的にブレイクしたロックバンドが、地元カナダのインディ・シーンで、96年に発表した幻のデビュー盤。全曲リマスタリング。多少荒っぽさは感じるがサウンド・デザインの見事なこと。マテリアルも完成度が高い。★
ダウンザサンダウンザサン
カンザス出身の6人組のデビュー・アルバム。ツインMCからなるヴォーカルと、スリップノットに通じるヘヴィ・サウンドで、スリップノットのショーンがエグゼクティヴ・プロデューサーとして参加。
セット・ザ・ワールド・オン・ファイヤーセット・ザ・ワールド・オン・ファイヤー
ヴォーカル、ギター、ドラムをチェンジし、93年にリリースされた3rdアルバムのリマスター再発盤。よりストレートなロックを聴かせ、なんとバラード曲も収録。ジューダス・プリーストのカヴァーも。
バッグ・オヴ・トリックスバッグ・オヴ・トリックス
94年に発売された未発表音源集の再発盤。長らく国内で廃盤となっていたもので、デモ、ライヴ、リミックスなどで構成。ヴォーカリストをはじめ、メンバー変遷の多いバンドなだけに興味深い内容。
シェイキン・ブレインズシェイキン・ブレインズ
後にイングヴェイのライジング・フォースに参加するヤンスとアンダースのヨハンセン兄弟が在籍した北欧メタル・バンド。84年の1stが再発売。クラシカルな様式美あふれる1枚。
LandscapeLandscape
陰なのか陽なのかよくわからないバンド名ながら、そのサウンドはなかなか爽快でパンキッシュ。だが、ストレートで開放的なナンバーに混じり、(6)や(7)、(9)などのせつない旋律を聴くと、バンド名のニュアンスもわからなくもない……、そんな絶妙な多彩さが映し出された一枚だ。