2002年11月20日発売
テルデック(旧テレフンケン)のアナログ期の名盤が廉価で蘇る《テレフンケン・トレジャーズ》。シュレーダーやビルスマの妙技を楽しむ古典派の協奏曲集。
これもアナログ時代の名盤復活。何よりも古楽器サウンドの本質を見事に捉えた名録音と言える。34歳の若きビルスマが節度ある(?)奔放さで伊バロックの愛すべき作品群を演じ切る様は、録音の物理的なクォリティも含めて現代の最新盤に勝るとも劣らない。
テルデック(旧テレフンケン)のアナログ期の名盤が廉価で蘇る《テレフンケン・トレジャーズ》。クイケン兄弟も参加するアラリウス・アンサンブルによる17世紀イタリアのヴァイオリン名曲集。
テルデック(旧テレフンケン)のアナログ期の名盤が廉価で蘇る《テレフンケン・トレジャーズ》。14世紀フランスの作曲家、マショーの代表作「ノートルダム・ミサ曲」をルーラントの指揮で聴く。
制作・出演
イルムガルト・ヤコバイト / グスタフ・レオンハルト / シュッツ / ジャック・ヴィリゼク / ハンブルグ・モンテヴェルディ合唱団 / ベルト・ヴァン・トホフ / ペーター・クリストフ・ルンゲ / マックス・ファン・エグモント / ユルゲン・ユルゲンスジャンル
NYパンクの一派に入れられるバンドの78年に発表された唯一のアルバム。今、聴くとパンクというよりは、きっちりと仕上げてある、気概あふれるポップ・ロックンロールといったほうが適切か。ロカビリーやアメリカン・ポップ要素の上手な処理も見せる。
70年代に活躍した伝説のオージー・パンク・バンドのベスト作。ラモーンズにも通じるポップ&ハードなロックンロールは古さを感じさせない普遍的魅力にあふれており、解散後、彼らがストゥージスやMC5のメンバーと新バンドを結成したというのも納得。
チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」以外のヴァイオリン曲を聴きたければこれ。バレエの「白鳥の湖」の中の有名なソロ部分や、ピアノ伴奏による「憂鬱なセレナード」など実に多彩な演目が楽しめる。マルコフはパガニーニ弾きとして評判の女流ヴァイオリン奏者。
ロスアンゼルスpoの音楽監督であるサロネンの作曲作品を集めたアルバム。現代音楽にしては調性感もあって聴きやすいが、よく弾む敏捷なリズム感とどことなくクールな感触が漂うあたりに、指揮者サロネンの芸風と共通したものが感じられるのが興味深い。