音楽むすび | 2002年4月24日発売

つのだたかしのリュートを中心に、4人の演奏家たち＋αが集った“無国籍バンド”がタブラトゥーラ。古楽器の現代性はここにある。“快楽聴覚”をテーマに、いともたやすく時間と空間の限定を跳びこえるようなその音楽は、聴き手の裡に懐かしさと郷愁とを見事に残す。

SUGIZOプロデュースよる坂本美雨のニュー・シングル。ジャケットにはSUGIZOも写っているので二人のユニットと見なしてよさそう。SUGIZOのスペイシーな音作りと坂本美雨のヴォーカルの相性はいい。坂本美雨の優しいヴォーカルには風格さえ感じる。

代表曲「今夜だけきっと」を収録したスタレビの86年発表の5作目。バンド・サウンドの完成度と同時にコーラスでも魅力を放つ彼らのスタイルが確立に向かうなかでの重要作でもある。ボーナス・トラックとして「今夜だけきっと」のライヴ・ヴァージョンを収録。

紅一点シンガー、レスリー・エイハーン(米出身)を中心とするノルウェーの4人組のデビュー作。ロリータ気味の声を聴かせるロマンティックなポップス……だと思ったら、そう単純でもない。バックの三人はいたずら小僧のようで、サウンドは結構やんちゃだ。