2002年7月10日発売
BLAK ELVIS VS.THE KINGS OF ELECTRONIC ROCK AND ROLLBLAK ELVIS VS.THE KINGS OF ELECTRONIC ROCK AND ROLL
BY THE WAYBY THE WAY
2002年のフジロックも大盛況だったレッチリの最新作、その冒頭を飾る名曲のシングル・カット。アルバム未収録曲も2曲入っていて、どちらも遊び心にあふれたアレンジが彼ららしい。貴重なライヴ音源は、2000年の秋にポーランドで行なわれたもの。
ヨシミ・バトルズ・ザ・ピンク・ロボッツヨシミ・バトルズ・ザ・ピンク・ロボッツ
オクラホマ州出身、通受けバンドの3年ぶりの新作。優しいメロディと歌、そしてさりげない現代的エフェクト音。よれよれした感触や甘美さのなかに、これだけ不可思議なパワーを感じさせる連中も珍しいのではないか。例によりデイヴ・フリッドマン関与。
テレフンケン・レガシー[戦前の遺産] シューベルト:弦楽四重奏曲≪死と乙女≫&第10番テレフンケン・レガシー[戦前の遺産] シューベルト:弦楽四重奏曲≪死と乙女≫&第10番
版権切れのSP復刻はもはや仁義なき戦国時代の感が強い。テレフンケンは果敢にも伝家の宝刀(メタル原盤)を引っ張り出してオリジナル・サウンドの復刻に一石を投じ続けている。60年以上前のフランコ=ベルジャンの権化の演奏が眼前に生き生きと蘇る。
テレフンケン・レガシー[戦前の遺産] 伝説のテノール ヨーゼフ・シュミットテレフンケン・レガシー[戦前の遺産] 伝説のテノール ヨーゼフ・シュミット
高音を自在に操るシュミットは大戦中に捕虜収容所で悲劇的な死を遂げたテノール。ウルトラフォンのSP盤に刻まれた声は電気吹込み初期とは思えないほど艶やかだ。えも言われぬ妙味のある「君はわが心のすべて」に耳を傾けて伝説の名歌手を偲んで頂きたい。