日本でも知名度の高いサンディエゴのベテラン・インディ・ロック・バンド、ノー・ナイフの4thアルバム。従来のエモ系バンドとは一味違うシャープな切れ味。前衛的で趣のある音には脱帽する。
マイケル・アモット(g)率いる古典的ハード指向プロジェクトの5作目。ヴォーカルが代わり新生5人編成の第1弾だが、新唱者JBのソウルフルな歌い回しからメロディアスな歌ものハード路線に一歩踏み込んだ観がある。太いうねりは健在だが、洗練感覚が評価を分けそう。