2003年11月発売
Tinaをフィーチャーした甘いラブ・ソングをリード曲にしたミニ・アルバム。その曲と対をなす裏ヴァージョンも同時収録し、通して聴くことでリリックの本当の意味が判明するという企画盤だ。
人気声優、水樹奈々の待望の3rdアルバム。傑作との呼び声高かった前作『MAGIC ATTRACTION』から約1年、さらなる進化をみせる彼女のポテンシャルの高い歌唱力は注目だ。
1960年代にサンレモ音楽祭をきっかけにブームとなったカンツォーネは岸洋子、伊東ゆかり、ザ・ピーナッツらにより日本語でもヒット。本盤はそんな日本で愛されたカンツォーネ集。
現存する音源の中から、津軽三味線の歴史で最も重要な名人といわれた白川軍八郎、初代 高橋竹山、初代 木田林松栄、三橋美智也の4人の名演奏を同じ曲の競演で楽しめる、津軽三味線の決定版。
レイ・ブラウンに捧げたアルバムで、全編にカーの美麗なアルコが響きわたる。ピアノ・トリオに、フロント楽器としてもう一本のベースが全編ソロを取るというアイディアもユニークだ。解説にある、若き日のカーがレイに贈られた言葉というのが、また面白い。
コントラバスの巨人、ゲリー・カーのしみじみとした歌心を満喫できるベスト盤。「白鳥」から「荒城の月」まで多彩な選曲で、聴き手をリラックスさせる究極の癒し名曲アルバムだ。
民族楽派などと呼ばれもするが、伊福部の場合、それは多層的で、ここでも、日本的なもの、東南アジア的なものが強く反映していて、さらにそれが重層している。(2)は82年の作だが、そうした作風は基本的に変わっていない。真に個性的な作曲家だ。演奏も不足はない。
ひさびさのゴジラもの(91年)と東映アニメの名作(63年)が並んでも実に調和がとれていて奥深い展開が連関しているのはさすがというほかない。どちらも2003年晩夏の録音。情景全体、空の動きと人や動物の脈動さえも描き出されている。偉大なる音楽家ゆえの作。
抒情3部作としてスタートした、千葉一夫のすべてを収録した全16曲入りの待望の全曲集。好評を博した「雨蛍」を中心に「浮夜舟」「みだれ雪」など、演歌ファン期待のアルバムに仕上がっている。