2003年3月19日発売
83年のフォーライフ復帰後の作品からチョイスされたベスト・アルバム。アイドルからアーティストへの転換期となるこの時期に、クリエイターとしての才能を感じさせる名曲が数多く誕生した。
92年にリリースされた、ハードロック・バンド、サーベル・タイガーのインディーズ盤。紅一点・久保田陽子のヴォーカルが最大限にフィーチャーされた名盤。「Silly」ほか収録。
スウェディッシュ・ブラック・メタル代表格が5年ぶりに発表する3作目。サウンドの感触はまさしく90年代中盤のメロディック・ブラックそのもの。近年の北欧ブラック系に比べ、原点のスラッシュ本流により近いブルータルなリフ遣いと哀切な叙情メロディが突っ走る。★
本国イギリスで売り出し中の新進ガレージ・ロック・バンドの日本デビュー盤。2枚のシングルに、未発表ヴァージョンとビデオ・クリップを収録。プロデュースにはケヴィン・シールズも参加している。ギターをフィーチャーしたグルーヴ感はなかなかいけてる。
女性ヴォーカルを軸にしたトリオ・バンドのシングルなどをまとめた日本編集ミニ・アルバム。いかにもニューヨークのバンドらしい、ちょっとボス・ホッグあたりにも似た挑発的なジャンク・サウンドを聴かせるが、曲そのものはポップというのが魅力的。
『HUNGRY FOR CARNAGE』で注目を集めたソウル在住の三人組の1作目。ポップ&アグレッシヴなサウンドと、飾らない歌詞とが織りなす楽曲は、ポジティヴなエネルギーに満ちあふれている。応援歌が大手を振る日本のパンク界よ、これがイミテーションじゃないリアルさだぜ!
きっちり歌える凛とした女性シンガーをフロントに置くUKソウル・ユニット。好盤『ソウル・オーガニック』から4年を経てのアルバムとなるが、これは望外の仕上がり。肉感的な手触りとじりじりする情緒と濡れた気分が無理なく重なる、現代ソウル作。トラックも良質。
VOL.200を目指してひた走る“SEB”シリーズ。今回も、史上最強のダンス・コンピレーションの名に恥じない充実した内容。エクストラ部分のデイヴ・ロジャース情報もお見逃しなく!
何が“スタンダードの基準”なんて正直よくわからない。でもそのアーティストにとっての“スタンダード”と言うのは、確実に存在している。初期 ELT風の匂いを抱かせるこのアルバム。開放的なデジ・ポップ・サウンドの上で晴れやかに唄いあげてゆく……これぞ ELTのスタンダード作。
韓国の6人組アイドル・グループの最新6作目。ア・カペラで聴かせられる力を持って、歌とラップ、韓国語と英語、ソウル、ポップス、ヒップホップの隔てなく、ビート感強い曲から胸キュン曲までを世界の今を見据えたサウンドで聴かせる。日本での人気急上昇中にも納得。
セカンド・アルバム。(11)のバラードから(1)のラップ調の楽曲まで幅広く歌いこなせるが、曲のアクが強くなればなるほど、彼女のヴォーカルが際立っている。『ファイナルファンタジーX-2』のテーマ曲(2)が大ヒットしているのも納得。中期の工藤静香ファンにもオススメの一作。⇒倖田來未のディスコグラフィをチェック!