2003年3月19日発売
英国のメタル・シーンにおいて、他を圧倒する人気と実力を持つ彼らが放つ7枚目のアルバム。トロイ兄弟が繰り出す起伏の激しいシアトリカルなサウンドは今作でも健在。新旧ファンも納得の1枚。
機械的なサンプリングにルーズなテンポで展開していくサマは、まるで東京アンダーグランドを浮き彫りにするような冷たい質感。ハードコアのヒップホップとしては珍しくドラマ性を漂わせ洗練された“美”をも感じられる。テーマは“何がREALか?”。
80年代、斉藤由貴や稲垣潤一などのコンポーザーとして、あるいはソロ・シンガーとして人気を集めた崎谷健次郎のベスト。デビュー時から一貫した独自のノーブルなAOR世界が堪能できます。現在、40歳。新録音の「Tomorrow」でも、そのノーブルさは不変。グレートです。
人気アニメ“こち亀”のソング集。テツandトモが歌う新主題歌をはじめ、TOKIOや吉田拓郎、所ジョージ、天童よしみ、両津の声優をしているラサール石井など、レーベルを超えた歌手が参加。アニメの世界同様、なんでもアリの多彩な歌が楽しめる。
発売元
株式会社ポニーキャニオン時間やスピードを重視し、視野が狭くなった現代人へのアンチ・テーゼとして注目が集まる「スロー」という概念をもとにセレクトされた作品集。忙しい毎日を送っている人たちへの一服の清涼剤。
83年のフォーライフ復帰後の作品からチョイスされたベスト・アルバム。アイドルからアーティストへの転換期となるこの時期に、クリエイターとしての才能を感じさせる名曲が数多く誕生した。
92年にリリースされた、ハードロック・バンド、サーベル・タイガーのインディーズ盤。紅一点・久保田陽子のヴォーカルが最大限にフィーチャーされた名盤。「Silly」ほか収録。
スウェディッシュ・ブラック・メタル代表格が5年ぶりに発表する3作目。サウンドの感触はまさしく90年代中盤のメロディック・ブラックそのもの。近年の北欧ブラック系に比べ、原点のスラッシュ本流により近いブルータルなリフ遣いと哀切な叙情メロディが突っ走る。★
本国イギリスで売り出し中の新進ガレージ・ロック・バンドの日本デビュー盤。2枚のシングルに、未発表ヴァージョンとビデオ・クリップを収録。プロデュースにはケヴィン・シールズも参加している。ギターをフィーチャーしたグルーヴ感はなかなかいけてる。
女性ヴォーカルを軸にしたトリオ・バンドのシングルなどをまとめた日本編集ミニ・アルバム。いかにもニューヨークのバンドらしい、ちょっとボス・ホッグあたりにも似た挑発的なジャンク・サウンドを聴かせるが、曲そのものはポップというのが魅力的。
きっちり歌える凛とした女性シンガーをフロントに置くUKソウル・ユニット。好盤『ソウル・オーガニック』から4年を経てのアルバムとなるが、これは望外の仕上がり。肉感的な手触りとじりじりする情緒と濡れた気分が無理なく重なる、現代ソウル作。トラックも良質。