2003年3月21日発売
銀幕ロック -御意見無用ー銀幕ロック -御意見無用ー
幕開けの(1)がこのアルバムのすべてを語っている。このアナーキーさというか底抜けのノーテンキぶりこそ、古き良き時代のB級極道映画のキモだ。(5)(20)などの“名作”が浮いちゃってるから面白い。梶芽衣子が3曲入っているところは、選曲者と評者の好みピッタリで大拍手。
ハッシュハッシュ
イアン・ギラン加入前のファースト(68年)。ジョン・ロードのソロから始まる(1)に、後年顕著になる大仰なアレンジの萌芽が見られるものの、演奏全体としてはまだまだポップ。クリームからの影響がうかがえるのがほほえましい。リッチー・ブラックモアのギターも若さ爆発。