2003年6月25日発売
伊藤銀次率いる幻のバンドが復活、結成30年にしてはじめて出したアルバム。ニューオーリンズな(1)、シティ・ポップな(2)……、う〜ん、懐かしい。まるで70年代にタイム・スリップした気分だ。個人的にはギター・インストの(5)がバンド感たっぷりで気に入った。
城之内ミサの初のピアノ・ソロ・アルバム。タイトル・チューンの「かたりべ」は日本香堂のCM曲ということから、ジャケットにお香が収納されている。まさに和の香りたつアルバムに仕上がった。また音場が、微妙に変化するごとに音色と空気感が変わる妙も聴きどころ。★
ヴォーカルのAya、ギターとシンセサイザー担当の浅野ケンによる2人組ユニットの注目盤。「とうめいなくつ」(仮)はTBSテレビ『恋のバカヤロー!』のエンディング・テーマ。
2年4ヵ月ぶりのアルバムからの先行シングルは、軽やかなラテン系リズムに、さまざまな音色のサンプリング音が交錯する複雑なサウンドを持つスロー・ナンバー。淡々と歌われる、祈りにも似た未来へのビジョンが誠実で、さらに深みを増したKjの人間味を強く感じる。⇒Dragon Ash ディスコグラフィはこちら ]
長山洋子のニュー・シングルは、彼女自ら津軽三味線を立ち弾きで歌う注目曲。カップリングはNHK『お江戸でござる』2003年度オリジナル・ソングとしてオンエア。
メンバー5人による楽曲を集めたDISC-1と、ソロ曲を収録したDISC-2の2枚組アルバム。トータス松本、町田康、田島貴男、つんくといった2000年代を代表する作家陣が参加した本作は、音楽的なジャンルを大きく超越した一大エンタテインメントの様相を呈している。
アルキメデス、キリスト、孔子、シェークスピア、宮本武蔵など、先哲賢人たちの名言名句を集めた企画CD。朗読は、海外ドラマの吹替でもおなじみの文学座の重鎮俳優、北村和夫が担当。
正岡子規、北原白秋、石川啄木、若山牧水ら日本の歌人たちの、知っていると一目おかれそうな短歌を150首収録。大滝寛、名越志保、八十川真由野の朗読により、日本語の美しさを再確認できる。
歌舞伎、落語、浪曲、講談、大道芸など、軽快な日本語の名調子の数々が堪能できる企画CD。朗読は関輝雄、村治学。つい真似して口ずさんでみたくなる日本の庶民文化の粋が凝縮されている。
高村光太郎、宮沢賢治、北原白秋、与謝野晶子など、日本の名詩を厳選して収録した企画CD。加藤剛、渡辺美佐子、壇ふみの名朗読で、日本語の静かな響きが心にしみわたる。