音楽むすび | 2003年9月26日発売

西脇唯がキングに在籍していた93〜99年の間にリリースしたシングル曲を中心に収録。まさにベスト・オブ・ベストな決定版だ。代表曲が多い彼女だけに、入門用として購入するにも便利な1枚。

童謡や子どものためのピアノ曲集、合唱曲などで広く親しまれている湯山昭。作曲生活50周年を記念して、代表作をまとめたアルバムが4枚同時発売。彼の作品世界を一望できるまさに“とっておき”のシリーズだ。

コナーの代表作とタイトルは同じだが、こちらはその作品で示した若々しい歌声と違って、円熟の味わいが売りだ。マシューズの名アレンジによるバックのアンサンブルも、彼女のヴォーカルに素晴らしいマッチングを示す。歌も演奏も聴かせどころを心得た一枚。

TOTOの3代目ヴォーカリストをフィーチャーしたプロジェクトの新作。ジョセフ自身がオリジナルを提供しなかったため、ソロ名義でなく、プロジェクト名のリリースとなった。全編で80年代後半の、メロディアスかつラウドなロックを展開。いい喉している。

地上最強のスラッシュ・メタル王、デストラクションの約2年ぶりのニュー・アルバム。どこを切っても金太郎飴的に全編デストラクション・サウンドが詰まっており、まさに本物の貫禄といった1枚。

2002年5月にシングル「あなたに…ごめん」のカップリング曲としてリリースした「ありがとう…感謝」が、好リアクションのため改めてメイン・シングルとしてリリース。大ヒットを狙う。

モーリス・ホワイト、アル・ジャロウなど11人の海外アーティストが歌う中島みゆきの英語ヴァージョン作品集。彼らがみゆきをトリビュートしているかはともかく、言葉の人と思われているみゆきのメロディを浮き彫りにする企画で、とくにジャニス・イアンはぴったり。